つらい疲れをセサミンで解消しよう

疲労回復に効果があるセサミン

アンチエイジングや美容に効果があることで注目を浴びているセサミン。
実は、疲れた体の回復にも役立つ成分なのです。
どんなに休んでも疲れが取れない、常に体がだるい、やる気が出ない…そんな悩みを抱えていませんか?疲労の回復にはじゅうぶんな休息と栄養が必要ですが、そこへさらに加えてほしいのが抗酸化成分であるセサミンです。
セサミンは老化や病気の原因となる活性酸素を除去し、体のサビ付きを防ぎます。
そして体内の老廃物分解を促進させたり、血行を促進したりすることでつらい疲れを解消してくれるのです。
疲れた体と心を癒して活力を与えてくれる、セサミンの嬉しい効果についてご紹介します。

疲れの原因は活性酸素?

仕事や家事、勉強などで毎日あわただしく過ごしていると、体も心にも疲れが溜まってしまいますよね。
健康な心身のためにもきちんと休息をとることが大事ですが、どんなに休んでも蓄積した疲労が解消されない場合があります。
その大きな原因の1つに、活性酸素があります。

疲労を生み出す活性酸素とは

私たち人間は、呼吸で得た酸素をエネルギーに変換し、それを利用することで生命を維持しています。
この代謝の過程で発生するのが、活性酸素です。

【強い攻撃力で体を守る活性酸素】
活性酸素は本来、体内に侵入した細菌やウィルスを駆除する働きを持っています。
活性酸素が存在しなければ、私たちの体はすぐ病気にかかってしまうのです。
健康な体のために必要不可欠な存在なのですが、その強い攻撃力ゆえに、活性酸素は増えすぎると危険な害悪にもなります。

【活性酸素が増えすぎるとどうなるの?】
通常の代謝で発生した活性酸素は、体を守る存在です。
しかし、過度なストレスや偏った生活習慣などで大量に発生した活性酸素は、正常な細胞までも攻撃してしまうのです。
特に肝臓は、老廃物のろ過やエネルギー代謝などを行っているため、活性酸素が発生しやすい臓器です。
肝臓が活性酸素によって攻撃されると、以下のような不調が訪れます。

  • ・老廃物が分解されず、疲れが溜まりやすくなる
  • ・自律神経が乱れ、常に興奮状態となり心が休まらない
  • ・悪玉コレステロールが過剰生成され、血液がドロドロになる
  • ・食事で得た栄養が全身をスムーズに巡らず、疲れが回復しにくくなる

活性酸素を除去するセサミンの効果

セサミンは、胃腸で消化吸収されず肝臓へそのまま届く成分です。
肝臓に行き着いたセサミンが抗酸化作用を発揮することで、蓄積していた活性酸素が除去されます。
活性酸素の攻撃から解き放たれた肝臓は、本来の働きをしっかりと取り戻します。
すると、上記で挙げた不調が改善され、ストレスに負けない強い心身が作られていくのです。

セサミンの持つ疲労回復効果とは?

疲労物質の分解を促す

仕事や運動などで体力を使っていると、体内には老廃物が溜まっていきます。
本来、この老廃物は肝臓によって分解され、体外へ排出されるようになっています。
しかし肝臓が活性酸素によって攻撃され機能が低下していると、その老廃物の処理がきちんと行えなくなってしまうのです。
そして蓄積した老廃物は、「ファティーグ・ファクター」と呼ばれる疲労因子を発生させます。
この疲労因子が放出されたままだと、体も心も慢性的な疲れを感じるようになってしまいます。

「ファティーグ・ファクター」とは

ファティーグ・ファクターとは、脳へ疲労を訴えるたんぱく質の一種です。
肝臓による処理が追い付かなかった老廃物から発生し、脳へ「体が疲れている」という信号を送ります。
老廃物が蓄積すると、ファティーグ・ファクターがどんどん発生するので、脳は常に疲労を感じている状態となってしまいます。
そのため、どれだけ休息をとっても体の疲れは抜けません。

【ファティーグ・ファクターは頭脳労働でも発生する!】
このファティーグ・ファクターは、眼精疲労や精神的なストレスでも発生します。
これは脳の疲労によって老廃物が蓄積するためです。
疲労物質は、体だけではなく脳を働かせすぎても発生するのです。
マウスを使った実験でも、このファティーグ・ファクターを投与した個体は動いていないにも関わらず疲労が溜まり、回し車で遊ぶ回数が格段に減ったという報告がなされています。

老廃物の処理を促すセサミン

このファティーグ・ファクターの発生を食い止めるには、発生源である老廃物を速やかに分解・排出させなければなりません。
セサミンは、肝臓の活性酸素を除去して肝臓の本来の働きを守る成分です。
セサミンの発揮する抗酸化作用によって活性酸素が除去されると、肝臓はしっかりと体内の老廃物を分解できるようになります。
するとファティーグ・ファクターが発生する前に疲れの根源が処理されるので、体も心も疲労を感じにくくなります。
このように肝機能を向上させることで、セサミンは老廃物の処理を促し、心身の感じる負担を軽減してくれるのです。

血行を促進して栄養を巡らせる

疲労の回復には、食事から得る栄養が欠かせません。
ビタミンやカルシウム、ベータカロテンなどを含んだ食べ物は、心身の疲労を癒して体力を回復させます。
これらの食べ物から得た栄養素は、血液によって全身を巡ります。
そのため、疲労回復にはスムーズな血行が必須です。
血液の巡りが悪いと、せっかくの栄養がじゅうぶんに回らず、疲労がきちんと癒されません。

肝機能低下は血行不良を引き起こす?

肝臓と血行は、関係がないように見えて非常に深いつながりがあります。
肝臓には、油分を体内に運ぶ悪玉コレステロールと、過剰な油分を回収する善玉コレステロールを生成する働きがあります。
しかし、活性酸素によって機能が低下すると、悪玉コレステロールだけを過剰に作り出してしまいます。
悪玉コレステロールには活性酸素と結びつきやすい性質があり、血液を酸化させてドロドロ状にしてしまうのです。
ドロドロ血液は当然ながら流れが悪いため、全身をスムーズに回りません。
食事から摂取した栄養素もじゅうぶんに回せなくなるので、体は栄養が足りなくなり慢性的な疲れを感じてしまいます。

セサミンの血行促進効果

セサミンは肝臓の活性酸素を除去し、肝機能を改善させる効果があります。
老廃物の処理を促進させるだけでなく、悪玉コレステロールの過剰生成を止め、善玉コレステロールがきちんと生み出されるように促すのです。
コレステロールの生成バランスが取れるようになると、血液が元のサラサラした状態へ戻っていきます。
さらに、セサミンは血中の活性酸素も除去することによって、悪玉コレステロールとの結びつきを阻止し、血液のドロドロ化を食い止めます。
このようなセサミンの働きでサラサラになった血液は、全身をスムーズに巡るようになります。
食事で摂取した栄養をしっかりと受け取った体は、疲れから回復し、次に頑張るための活力を得るのです。

自律神経を整えて穏やかな精神状態を保つ

慢性的な心身の疲労には、自律神経の乱れが隠されている場合もあります。
緊張状態とリラックス状態の切り替えを行う自律神経が乱れると、休むべき場面で心身が休まらず、常に興奮した状態が続いてしまいます。
そして体と心はどんどん疲れていってしまうのです。

自律神経とは?

自律神経は、呼吸器や消化器などの働きを調整し、生命維持のために働いている神経です。
私たちが普段、呼吸や食べ物の消化を意識せずにできているのは、この自律神経が働いているお陰なのです。

自律神経には下記の2つがあり、状況に応じて切り替わっています。

  • ・緊張時に働くことで心身を集中させる「交感神経」
  • ・リラックス時に働いて心身を休める「副交感神経」

自律神経がきちんと働くことによって私たちはメリハリのある生活を送れていますが、逆にこのバランスが崩れてしまうと、休むべき場面で心身が休めなくなってしまいます。
交感神経が常に働いてしまうと緊張状態が続くので、心身へ大きな負荷がかかります。

自律神経が乱れる原因は?

【原因その1 蓄積したアンモニア】
自律神経が乱れる原因の1つに、有害物質であるアンモニアが挙げられます。
アンモニアは、食事で得たタンパク質をエネルギーへ変換する過程で発生します。
アンモニアは有害物質 なので、本来であれば肝臓へ回って分解、無害化されます。
しかし肝臓が活性酸素によって弱っていると、アンモニアを解毒することができず、どんどん体内に溜まってしまうのです。
蓄積したアンモニアは自律神経を攻撃してそのバランスを崩し、交感神経だけが酷使されてしまいます。
その結果、常に心身が疲れている状態に陥ってしまうのです。

【原因その2 女性ホルモンの乱れ】
自律神経の乱れには、女性ホルモンの乱れも関係しています。
女性ホルモンには「エストロゲン」と「プロゲステロン」の2種類があり、女性の健康や妊娠準備のために働いています。
これらの分泌をコントロールしているのは、脳の視床下部という部位です。
そして、この視床下部は自律神経の調整も同時に行っているのです。
女性ホルモンであるエストロゲンは、加齢や月経周期によって分泌量が減少します。
しかし視床下部はエストロゲンの減少に気付くことができないため、いつまでも分泌を促し続けるという負担を負ってしまいます。
視床下部が疲弊すると、同じ部位でコントロールされている自律神経の調整にまで影響を及ぼします。
その結果、自律神経のバランスも崩れ、心身は常に疲れを感じている状態となってしまうのです。

自律神経を整えるセサミン

セサミンは肝臓の活性酸素を除去して肝機能を改善し、有害物質の分解をスムーズにさせます。
そしてさらに、女性ホルモンの代わりとして働くことで視床下部の負担を軽減し、自律神経を整える効果も持っているのです。

【アンモニア分解を促すセサミン】
セサミンは肝臓で抗酸化作用を発揮する成分です。
その効果によって肝機能が改善されると、有害物質であるアンモニアをきちんと分解、無害化することができるようになります。
自律神経への攻撃を未然に防げるようになるので、疲れを感じない元気な体を保てます。

【エストロゲンの代わりに働くセサミン】
セサミンは「植物性エストロゲン」とも呼ばれており、減少してしまうエストロゲンの代わりに働けるという特徴を持っています。
エストロゲンは、エストロゲン受容体という分子と結合することで、女性ホルモンとしての効果をもたらします。
セサミンはこのエストロゲン受容体と結合することができ、視床下部へ「エストロゲンがきちんと分泌されている」と判断させることが可能なのです。
すると、視床下部はホルモン分泌の催促をする必要がなくなります。
セサミンの働きによって視床下部が休まると、自律神経の管理も正常に行えるようになります。
交感神経と副交感神経の切り替えがきちんと行われるようになれば、慢性的な疲労も解消されていくのです。

セサミンの力で心も体も元気になろう

常に体が疲れている、やる気が出てこないといった症状は、肝臓に溜まった活性酸素が原因かもしれません。
抗酸化力を持つセサミンは、肝臓の活性酸素を除去することで有害物質の分解を促進し、疲れの溜まらない体を作ります。
また血行をスムーズにして、食事から得た栄養をしっかりと巡らせることで疲労を癒します。
自律神経を整える効果もあるので、休息時にはしっかりと心身を休ませて、メリハリのある生活をサポートします。
セサミンの摂取で疲労を回復し、健やかではつらつとした生活を手に入れましょう。

関連コラムcolumn