月経前症候群にもセサミンは有効!
女性ホルモンの変動によって精神的な症状だけでなく自律神経症状、身体的症状が引き起こされる月経前症候群に対してセサミンは軽減させる働きを持っています。
セサミンはどのようなしくみで月経前症候群に効くのでしょうか?
セサミンと月経前症候群の関係について詳しく見ていきましょう。
セサミンが月経前症候群に効くしくみ
月経前症候群は、排卵から月経までの黄体期と呼ばれる期間にエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌量が急激に低下することで、脳内のホルモンや神経伝達物質に異常が起こることが原因で発生する病気です。
セサミンはエストロゲンとよく似た構造で、摂取すると体内でエストロゲンと同じような働きをする物質(植物エストロゲン)ですので、減少したエストロゲンの働きを補ってくれます。
その結果、月経前症候群を改善してくれるのです。
月経前症候群に対するセサミンの効果を高めるには
月経前症候群に対するセサミンの効果を高めるには次のような方法があります。
月経前症候群軽減のために働くセサミンの割合を増やす
セサミンには抗酸化作用(ガンや老化の原因となる活性酸素と反応してこれを除去する働き)があるため、体内に活性酸素が多く存在していると、摂取したセサミンの大半が活性酸素の除去に使われてしまい、エストロゲンの代わりをしてくれるセサミンはほとんど無くなってしまいます。
摂取したセサミンがなるべく月経前症候群対策に使われるためにも、紫外線やタバコ、アルコールといった活性酸素の原因となるもの・習慣を避けるようにしましょう。
セサミン以外にも月経前症候群に効果のある栄養素を摂る
セサミン以外にも月経前症候群に効果がある栄養素はありますので、セサミンと共に摂ることによって相乗効果を期待することができます。
月経前症候群に効果がある栄養素としては、以下のようなものがあります。
- マグネシウム・・・頭痛を和らげる働きがあります
- トリプトファン・・・精神を安定させるセロトニンの材料となります
- ビタミンB6・・・セロトニン合成に必要となります
- 鉄・・・不足することで月経前症候群の要因になるだけでなく、生理中の女性では不足しがちです
- 亜鉛・・・不足することで月経前症候群や無月経、貧血を引き起こします
- カリウム・・・不足することで月経前症候群の要因となります
- リノレン酸・・・月経前症候群やうつ病に効果があります
- イソフラボン・・・セサミンと同じ「植物エストロゲン」で月経前症候群や更年期障害を軽減させる効果があります
- 活性酸素の原因となるもの・習慣を避けることで月経前症候群軽減のために働くセサミンの割合を増やす
- マグネシウムやトリプトファンといった月経前症候群に効果のある栄養素を摂る
まとめ
月経前症候群は、黄体期においてエストロゲンとプロゲステロンの分泌量が急激に低下することで、脳内のホルモンや神経伝達物質に異常が起こることが原因で生じる病気です。
セサミンはエストロゲンと構造が似ていることで、人体内部でもエストロゲン同様の働きをする物質(植物エストロゲン)です。
そのため、セサミンを摂ることで、セサミンが減少したエストロゲンの働きを補って、月経前症候群を軽減してくれます。
セサミンの月経前症候群に対する働きを高めるには、
などの方法があります。